【動かない】モルモットを飼い始めたけど置き物になっている現象
モルモットを飼い始めた人のほとんどが経験することは、モルモットが【置き物】なってしまう事です。
ペットショップで見た時は、ゲージの中で元気に走り回っていたモルモットもお家に連れて帰ったら、置き物のように動かない状態になります。
ですが、安心してください。
ほとんどのモルモットは、飼い始め動かない状態で置き物になるので、モルモット初心者の人の多くが経験している現象です。
モルモット飼い始めで動かない現象は当たり前
飼い始めのモルモットが動かない現象を理解するためにまずは、モルモットの生体についてお話していきます。
モルモットは、臆病な性格で聞き慣れない音を聞くと【ビクッ】となるぐらい警戒心が強い動物です。
くしゃみをすれば慣れるまでの間は飛び跳ねますし、足音でも【ビクッ】ってしてしまいます。
それだけ臆病で警戒心が強い動物です。
なので、モルモットを飼い始めて動かない理由は怯えているだけです。
ペットショップの環境に慣れていたので、今まで暮らしていたゲージや部屋、物音などの環境がお家に連れて帰る事で大きく変わってしまうので怯えています。
ですが、これはペットショップ以外の環境に慣れていないだけなのでお家の環境に慣れれば元気に動き出します。
飼い始めで動かないモルモットが動くまでの期間
モルモットが動かないのは、新しい環境に慣れるまでの束の間です。
飼い始めたモルモットは2〜3日、慣れるまで時間がかかる子でも1週間程度で環境に慣れます。
環境に慣れれば元気に走り回ります。
最初の方はゲージの中で走り回りますが、部屋に慣れればゲージから出て部屋中も走り回ります。
慣れないと自分からは部屋に出ないので、1回ゲージから出してあげれば、ちょっと間してから部屋を走り回るようになりますし、ゲージを開けていれば自分からゲージから出て部屋中を走り回るようになります。
✔︎注意点
モルモットはストレスに弱い動物で怯えている時はストレスが溜まってしまいます。
なので、環境に慣れるまでの間に無理に一緒に遊ぼうとしてしまうとモルモットは、凄いストレスになります。
特にお家に連れて帰る初日は、遊びたい思いを押し殺してモルモットが環境に慣れるまで待って上げてください。
飼い始めのモルモットと触れ合う時間帯
モルモットはスキンシップや遊びが好きな動物です。
なので、環境に慣れてきたタイミングでスキンシップを取ってあげれば喜びます。
・夕方〜夜
モルモットは、本来夜行性の生き物なのでモルモットと触れ合う時は、夕方〜夜の時間帯にしてあげましょう。
飼い始めの時は、スキンシップの時間は注意しましょう。
スキンシップが長過ぎるとストレスが溜まってしまうので飼い始めの時は、5分ぐらいにして慣れてきたら徐々にスキンシップの時間を伸ばしていくようにしましょう。
環境に慣れたか判断材料
モルモットが環境に慣れたかどうかを判断する時は、
- ゲージでの行動量
- 餌や水の減り具合
このような事で判断することができます。
環境に慣れずに怯えている時は、動かないで置き物になってしまうので、
- ゲージの中でもじっとしている
- 餌や水になかなか手を出さない
環境に慣れてくるとゲージの中で走り回るようになったり、餌や水が減るスピードが早くなります。
環境に慣れて懐けば、モルモット自ら飼い主に近づきますし、手を舐めたり、手からあげる餌も食べてくれます。
最後に【動かない】モルモットを飼い始めたけど置き物になっている現象
飼い始めのモルモットが動かない事は、当たり前です。
環境に慣れれば、置き物みたいになっていたことが嘘のように元気に走り回るし、懐いてくれます。
なので、動かないからとスキンシップを怠らずに徐々に仲良くなっていきましょう。