モルモットの飼い方

モルモットが撫でられると喜ぶ場所はどこ?嫌がる場所との違いも解説

「我が家のモルモットを撫でてあげたいけど、どこを触ればいいかわからない…」

「警戒心が強くて触ると逃げてしまう」

モルモットを飼っていて、こんな悩みを抱えていませんか?

モルモットは正しい場所・正しい方法で触れると、とても気持ちよさそうにリラックスしてくれます。

一方で、触られるのが苦手な場所もあるため、どこをどう撫でるかを知っているかどうかでモルモットとの触れ合いの質が大きく変わります

この記事では、モルモットが撫でられると喜ぶ場所を具体的に解説するとともに、嫌がる場所・喜んでいるサインの読み方・なでなでを成功させるコツまでモルモットの専門家目線でわかりやすくお伝えします。

ぜひ参考にして、大切なモルモットとのスキンシップをもっと楽しんでください!

この記事で分かること

  • モルモットが撫でられると喜ぶ場所ベスト5
  • 喜んでいるサイン・嫌がっているサインの見分け方
  • 絶対に避けるべき嫌がる場所
  • なでなでを成功させる5つのコツ
  • 部位別の撫で方ガイド(強さ・方向・時間の目安)
  • 個体差を踏まえたわが子の好みの見つけ方

モルモットが撫でられると喜ぶ場所ベスト5

モルモット

モルモットには「触られると気持ちいい場所」と「触られると嫌な場所」がはっきりあります。

まずは喜ぶ場所から押さえていきましょう。

①頭のてっぺん〜額

モルモットがもっとも触られると喜びやすいのが頭のてっぺんから額にかけてのラインです。

親モルモットが子どもの毛づくろいをする際にも使う場所であり撫でられると本能的に安心感を感じやすいといわれています。

撫でる時は、頭のてっぺんから鼻先に向かって、毛並みに沿って前方向にやさしくなでるのがポイントです。

指1〜2本を使い、ごく軽い力で優しくなでてあげましょう。

慣れてきたモルモットは目を細めてうっとりしてくれることもあります。

もる

頭のてっぺんを撫でてもらうのが一番好き!お母さんに毛づくろいしてもらってるみたいで、すごく安心するんだ🌿 最初は頭だけ、慣れてきたら少しずつ触る場所を増やしてね!

②耳の後ろ〜頬

耳の後ろから頬にかけての部分も多くのモルモットが好む場所のひとつです。

この部位は自分ではなかなか毛づくろいできない場所のため、撫でてもらえることで心地よさを感じやすいのです。

耳をびっくりさせないよう、耳の後ろ側からそっと触れ、頬へとゆっくり移動させながら撫でてみてください。

初めて触る場合はまず頭から始めて慣れてきたら耳後ろへと範囲を広げていくのがおすすめです。

③背中(首の付け根から腰にかけて)

背中全体、特に首の付け根から腰にかけてのラインは、モルモットがリラックスしているときに撫でると気持ちよさそうにしてくれる場所です。

毛並みに沿って頭側から尾側へ、ゆったりとしたリズムでなでるのがコツです。

ただし、腰より下のお尻周辺は嫌がる場合が多いため、背中を撫でる際は腰あたりで止めておくのが無難です。

また、背中を撫でているときに体の力が抜けて床にべったりとなった場合は、完全にリラックスしているサインです。

④顎の下

顎の下も撫でられると喜ぶモルモットが多い場所のひとつです。

人間が猫の顎を撫でるイメージに近く、指の腹でやさしくくるくると撫でてあげると喜ぶ子が多いです。

ただし顎の下は、上から手を伸ばすと驚かせてしまいます。

必ず下から手をゆっくり差し入れるようにして触れてください。

モルモットが自分から顎を手に乗せてくるようになったら、かなり信頼されているサインです。

⑤鼻の頭(慣れてきた子限定)

鼻の頭は非常に敏感な部位ですが、十分になついた子であれば撫でられると喜ぶ場合があります。

人差し指の腹で鼻先をそっとひとなでする程度にとどめ、嫌がる素振りがあればすぐにやめましょう。

まだ慣れていない段階では鼻先への刺激はストレスになることもあるため、この部位は信頼関係がしっかり築けてから試してみてください。

喜んでいるサインを見逃さない!反応の読み方

モルモット

モルモットは言葉で「気持ちいい!」とは言えませんが声や体の動きでちゃんと気持ちを伝えてくれています。

喜んでいるサインを覚えておくとモルモットとの触れ合いがもっと楽しくなります。

モルモットの鳴き声声でわかるサイン

モルモットはとても声のバリエーションが豊富な動物です。

撫でているときに聞こえる声から気持ちを読み取りましょう。

鳴き声意味・気持ち
「プイプイ」「クークー」と低くゆったり満足・リラックスしている
「チュットチュット」と小さく連続嬉しい・もっとして!
「クルクル」と穏やかに甘えている・心地よい
「キーキー」と高く鋭く嫌がっている・痛い・怖い
「プープー」と短く繰り返す不満・やめてほしい
「ギィ」と歯ぎしりのような音強い不満・警戒

撫でているときに「プイプイ」「クルクル」という低めの声が聞こえたら、気持ちいいと感じているサインです。

反対に「キーキー」という高い声が出たらすぐに手を止めてください。

もる

ぼくたちって声や体でちゃんと気持ちを伝えてるんだよ!『キーキー』って鳴いたらすぐやめてね。逆に『プイプイ』って低い声で鳴いてたら、最高に気持ちいいってこと😊 ぼくの声、ちゃんと聞いてね!

体の動きでわかるサイン

鳴き声だけでなく、モルモットの体の動きもしっかり観察しましょう。

喜んでいるときの体のサイン

  • 目を細める・半目になる
  • 体全体の力が抜けてぐったりする(いい意味で)
  • 撫でている手にすり寄ってくる
  • その場から動かずリラックスしてじっとしている
  • 鼻をひくひくさせながらリラックスしている

「もっと撫でて!」のサインとは

モルモットが「もっと撫でて!」と感じている時には、撫でる手が止まった瞬間に手に鼻を押しつけてくる・手の下にもぐり込もうとするといった行動が見られます。

特にモルモットから信頼されて懐いてる時にする反応になります。

また、撫でるのをやめると「プイプイ」と鳴いてアピールする子もいます。

こういった行動が見られたら大いに喜んでたくさん撫でてあげましょう。

要注意!モルモットが嫌がる場所と触り方

喜ぶ場所を知ると同時に絶対に避けるべき場所も覚えておきましょう。

嫌がる場所を触り続けると信頼関係が壊れてしまう原因になります。

①お腹

お腹は外敵から守るべき急所である為、モルモットにとって触られることへの警戒心がもっとも強い部位です。

うっかりお腹を触ってしまうと強い恐怖を感じて暴れたり噛んだりすることがあります。

健康チェックのためにお腹を確認する必要がある場合は、十分に慣れてから短時間で素早くチェックするにとどめましょう。

②足・爪先

足や爪先はとても敏感で触られると本能的に危険を感じる部位です。

特に爪のすぐそばや指の間は嫌がることが多く、暴れて落下事故につながることもあるため注意が必要です。

爪切りのときなど、足を触る必要がある場合は二人がかりで行うか動物病院でプロにお願いするのが安心です。

③お尻周辺

お尻周辺も多くのモルモットが触られることを嫌がる部位です。

この部分には臭腺があり、触れられることで強いストレスを感じます。

また、後ろからの接触は天敵に狙われる感覚を与えるため驚いて大きく暴れる危険があります。

④耳の中

耳の穴の中や耳の内側は、刺激に非常に敏感です。

耳の後ろや外側は喜ぶ場合がありますが、耳の内側・耳穴には絶対に触れないようにしましょう。

嫌がっているときのサインまとめ

嫌がっているときの体のサイン

  • 体をこわばらせる・固まる
  • 逃げようとする・足をばたつかせる
  • 頭を振って手を払いのけようとする
  • 噛もうとする

なでなでを成功させる5つのコツ

モルモット

正しい場所を知っていても触り方や近づき方を間違えると嫌がられてしまいます。

なでなでを成功させるための5つのコツを押さえましょう。

①まず手の匂いを嗅がせてから触る

モルモットは嗅覚がとても発達しています。

いきなり触る前に、まずケージの中にそっと手を差し入れて匂いを嗅がせることから始めましょう。

「この匂いは知っている=安全な人間だ」と認識させることで触れることへの警戒心が大幅に下がります。

これはなでなでの前だけでなく、毎回のお世話のたびに習慣にするとさらに効果的です。

②上からではなく横・下から手を近づける

モルモットにとって上から何かが近づいてくる動きは、天敵(鷹やカラスなど)に狙われているような本能的な恐怖を引き起こします。

手を近づける時は必ず横から、または下からそっと差し出すようにしましょう。

声をかけながらゆっくり近づけることで、さらに安心感を与えることができます。

③最初は1〜2本の指で軽くなでる

いきなり手のひら全体で触ると体全体を覆われる感覚でパニックになることがあります。

最初は人差し指と中指の2本だけを使って、頭のてっぺんをそっとひとなでする程度からスタートしましょう。

慣れてきたら少しずつ手のひら全体を使うようにしていきます。

力加減は羽毛に触れるくらいの優しさが理想です。

④撫でる時間は短めからスタート

最初のうちは1〜2分程度の短い時間で終わりにしましょう。

モルモットが嫌がる前に切り上げることで「撫でられるのは短時間で終わる=怖くない」という安心感が生まれます。

少しずつ時間を延ばしていき、5〜10分程度でもリラックスして撫でさせてくれるようになれば十分に慣れてきたサインです。

⑤モルモットが自分から来たときに触る

特に慣れていない時期は、モルモットが自分から手に近づいてきたタイミングで触るのがベストです。

飼い主から無理に触りに行くのではなく、モルモット側が「触られてもいいよ」と判断したときだけ触れ合うことで信頼関係をより早く築くことができます。

部位別・撫で方ガイド(強さ・方向・時間の目安)

部位ごとの撫で方の目安を一覧表にまとめました。日々のスキンシップの参考にしてください。

撫でる場所方向力加減時間の目安ポイント
頭のてっぺん〜額頭→鼻先へ非常に軽く30秒〜2分毛並みに沿って前方向に
耳の後ろ〜頬耳後ろ→頬へ軽く30秒〜1分耳の中には触れない
首の付け根円を描くように軽く30秒〜1分モルモットが好む子が多い
背中(首〜腰)頭→腰方向へ普通1〜3分腰より下は避ける
顎の下円を描くように軽く30秒〜1分下から手を差し入れる
鼻の頭鼻先をひとなで非常に軽く数秒程度慣れた子限定、短時間で

力加減の目安

力加減の目安

  • 非常に軽く=ティッシュ1枚に触れる程度
  • 軽く=羽毛に触れる程度
  • 普通=やわらかいスポンジに触れる程度
もる

部位によって触り方が違うんだよ!特にお腹や足はびっくりしちゃうから触らないでね🙏 頭と背中を優しくゆっくり撫でてくれると、もう最高に幸せな気持ちになるよ〜!


個体差がある!うちの子の好みを見つけよう

ここまで紹介した喜ぶ場所はあくまでも「多くのモルモットが好む傾向がある場所」です。

モルモットにも個性があり、好きな場所・苦手な場所は子によって異なります

好みの見つけ方

好みの場所を見つけるには、以下の手順で少しずつ試してみましょう。

STEP 1:まず頭のてっぺんから試す(もっとも嫌がりにくい場所)
STEP 2:リラックスしているようなら、耳後ろや背中へと範囲を広げる
STEP 3:撫でるたびに声や体の反応を観察し、「この場所が好き」を記録する
STEP 4:嫌がる場所はリストアップし、触らないようにする

好みの記録をつけるのがおすすめ

「うちの子は耳後ろが大好き」「背中の真ん中あたりが特に好き」など、個体ごとの好みをメモしておくと毎回のスキンシップがより充実します。

複数のモルモットを飼っている場合は特に、それぞれの好みを把握しておくことが大切です。

慣れてきたら少しずつ触れる場所を広げていく

最初は頭だけしか触らせてくれなかった子も信頼関係が深まるにつれて背中・顎・頬と触れる場所が広がっていきます。

無理に広げようとせず、モルモットが「ここも大丈夫」と判断したタイミングで自然に広がるのを楽しみに待ちましょう。

その過程こそが、モルモットとの絆を育てる醍醐味です。

まとめ:モルモットの気持ちを大切にしたスキンシップを

モルモットが撫でられると喜ぶ場所と、なでなでのコツをおさらいします:

ポイント

  • 喜ぶ場所は頭のてっぺん・耳の後ろ・背中・顎の下が基本
  • お腹・足・お尻・耳の中は嫌がるため絶対に避ける
  • 「プイプイ」「クルクル」の低い声と、体の力が抜けるのが喜んでいるサイン
  • 「キーキー」「体をこわばらせる」は嫌がっているサインですぐにやめる
  • 手は必ず横・下から近づけ、最初は指2本で軽く短時間から始める
  • モルモットが自分から来たときに触るのがベスト
  • 個体差があるため、わが子の好みを観察して見つけることが大切

モルモットの気持ちを尊重しながら少しずつ触れ合いの時間を育てていきましょう。

正しい場所を正しい方法で撫でてあげることでモルモットはきっと幸せそうに目を細めてくれるはずです

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