モルモットは、常にエサを食べ続けないと腸内細菌が減ってしまい、胃も小さくなっていくので、モルモットの食欲不振は、見逃してはいけない症状です。
体重がドンドン減ってしまうと命の危険もあります。
モルモットが食欲不振になる原因は様々で
- 歯の病気
- 熱中症
- 足の怪我
などがあり、判断が難しいので、まずは病院に連れて行き診てもらいましょう。
病気で無い場合は、食欲が増す薬を貰えるので薬を飲ませて様子を見ながら食欲がますエサを上げるようにしましょう。
モルモットの食欲不振の合図
- 隠れ家でじっとして動かない
- 糞が小さい
- 餌の減りが遅い
- 鳴き声が弱い
この症状に当てはまる時は、モルモットの食欲がない合図です。
モルモットは、体調に異変がある時、大きな鳴き声で泣き叫んだりしません。
小動物は、捕食される動物なので、自分の弱みを見せない傾向があり、調子が悪い時は、じっとしている事が多いです。
なので、普段よりも動かない時は、糞のサイズやエサの減りを確認して上げてください。
普段良く食べる大好きなおやつを上げてもなかなか食べない時は、何らかの病気になっている可能性もあるので、直ぐに動物病院に連れて行って上げてください。
食欲がない時におすすめのエサ
動物病院に連れて行って特に病気で無い場合は、薬を飲ませながら食欲がますおやつを上げていきましょう。
- 小松菜
- にんじんの葉
- 大根の葉
- たんぽぽ
これらの野菜は、食欲を促してくれる効果があります。
この野菜を上げてもなかなか食べてくれない時は、まず大好物の餌を上げてから小松菜、にんじんの葉、大根の葉、たんぽぽを上げるようにしましょう。
食欲不振で減った体重が戻り、糞のサイズが戻ってきたら普段のエサやおやつに戻していってください。
我が家のモルモットの場合は、薬と小松菜を上げてたら食欲が戻りました。
熱中症で食欲不振
今の時期、モルモットが食欲不振になる多くの原因は熱中症・夏バテです。
人間と同じで暑すぎると食欲が低下します。
小動物は体が小さい分、体温調節が難しいので、室温が高いと直ぐに熱中症・夏バテになってしまいます。
なので、夏場は外出中でもクーラーをつけるようにして、室温を24℃前後に保ちようにしましょう。
気温がちょっと暑いぐらいの感覚でも家の中は、熱が籠るので室温は気温よりも高くなりやすいです。
エサに飽きて食べない
食欲不振の原因は体調不良が多いですが、エサに飽きて食べなくなる事もあります。
毎日メインで食べ続ける牧草は特に飽きる事があります。
なので、同じ種類の牧草をあげ続けていると普段勢いよくムシャムシャ食べていても急に食べなくなります。
その時は、牧草の種類を変えて見てください。
人間と同じで、『朝ご飯で米だけ食べ続けていても急にパンが食べたくなる』このように他の種類の牧草も食べさせてみてください。
まとめ
モルモットは、常にエサを食べ続け、糞を出し続けないと命の危険に繋がります。
エサを食べなくなる原因は、様々で病気や熱中症、エサに飽きるなどがありますが、食欲不振の原因は判断が難しいのです。
なので、糞のサイズやエサの減り具合などを良くみて普段と違う時は、自分で判断せずにまずは、動物病院に連れて行ってあげましょう。